アイスランドで火山噴火
2023年12月18日、アイスランド南西部レイキャネスにある火山が噴火し、地元の気象庁が警戒を呼びかけました。午前11時頃に始まり、溶岩と煙が噴き出しています。
火山噴火の原因は、地殻のプレートが動いたことによって地下のマグマが移動し、地表に噴出したためとされています。噴火により、周辺の道路や建物に被害が出たとの報告があり、また火山灰の舞い上がりにより視界が悪化するなどの影響が出ています。
アイスランド気象庁は、今後も噴火が続く可能性があるとして警戒を呼びかけています。
ただし、2010年の大規模な火山噴火ほどの規模ではない可能性も指摘されています。
アイスランドは過去にも火山活動があり、2010年に南部での火山噴火はヨーロッパの航空路線に影響を与えました。その際、噴煙がヨーロッパ全土に広がり、10万便以上のフライトが欠航。火山灰が太陽光を遮り、気温の下落などの影響をもたらしました。
政府は住民の避難や交通機関の運休などの対策を進めつつ、今後の噴火の影響を注視しています。気象庁の指摘に従い、安全を最優先にした行動が求められます。
